打印本文 关闭窗口 |
||
森くん登場、テレビ局員も衝撃 72時間テレビどう見た |
||
| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/11/19 9:27:25 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
|
|
||
森且行(右端)と再会した(左から)稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾=72時間ホンネテレビから (C)AbemaTV 元SMAPの稲垣吾郎(43)、草彅剛(43)、香取慎吾(40)の3人が解散後初めてそろって出演し、2~5日にかけて配信されたAbema(アベマ)TVの番組「72時間ホンネテレビ」。“超”長時間の生放送中、「しがらみのある地上波では無理」とも言われる数々の企画を実現した。ネットテレビ局の挑戦を、識者らはどう見たのか。 72時間テレビ、日本メディア史上の革命 中森明夫さん 72時間テレビ仕掛け人、「大成功」の理由 藤田晋さん 自由で等身大 72時間テレビに見た「SMAPらしさ」 72時間テレビ、失敗もあったが…問われるアベマの覚悟 ホンネテレビ、テレビが負けた3日間 山田美保子さん 9月にジャニーズ事務所を離れた3人は、共同のファンサイト「新しい地図」を立ち上げた。「逃げよう。自分を縛りつけるものから」。そんなメッセージを発信した3人が共演する初の番組に選んだのが、「ホンネテレビ」だった。 「昨年の解散報道以来見られなかった、楽しそうなメンバーを見られた」。今年9月に『SMAPと、とあるファンの物語』を出版したライター乗田綾子さん(33)は喜ぶ。全72時間のうち数時間、休憩をとっただけで見続けたという。 番組中盤、1996年のSMAP脱退以降メンバーと共演していなかった森且行(43)が登場。4人で語らい、香取が「ふざけんな!と思った」と脱退を知った当時の心境を告白する場面も。ツイッターでは一時、「森くん」が世界で最も話題の言葉になった。「事務所を離れ、ネットに進出したからできた」。地上波では実現しなかった再会。「見たかったファンは多いはず」 アイドル評論家の中森明夫さん(57)は「テレビとネット、芸能を含めた一つの大きな革命」とまで評する。「しがらみをしなやかに突破してみせた。社会を映すのではなく、先取るのがアイドル。社会に漂う閉塞(へいそく)感を突破する希望になったのではないか」 ネットと距離を置くジャニーズ時代には考えられなかったSNSにも挑戦。「大手事務所からの独立問題はこれまでも多くあったが、いまはネットで発信できる。テレビから干してもタレントをつぶせない時代になった」。香取が始めたインスタグラムでは、3日間で「いいね」の総数が1426万を超えた。 『SMAPはなぜ解散したのか』などの著書があるライターの松谷創一郎さん(43)は、潤沢な放送時間を生かした多彩な企画に、ネットテレビの可能性を感じたという。「実験として大成功だった。失敗も含めて今後につながる。何がネットテレビ向きでないとわかったことも大きな収穫」 一方、SMAPの歌を歌わず、吉本興業など一部大手事務所のタレントが出演していないなど芸能界の力学が垣間見える部分もあったと指摘する。「新しいものにしがらみがないのは当然。すでに一部はあると言うこと。ここで踏みとどまれるか、アベマ側の覚悟も問われる」 放送作家の山田美保子さん(60)は「コンテンツを作る力、予算、人材を含めテレビはネットに負けないと思っていたが、この3日間は負けたかもしれない」と振り返る。時間やお金のかけ方でも地上波以上の規模と分析。「テレビでできないこと、やらなくなったことの両方をやっていた。刺激になった」 視聴数は72時間で延べ約7400万。社内で数字を分析したあるキー局の社員は「視聴率に直すと、そんなもんかという数字」と話す。「テレビは終わり、ネットの時代と言われても釈然としない」としつつ、「しがらみがないとここまでできるのかという衝撃はあった。森さんの出演など誰でも思いつくがやった人はいなかった。危機感はある」。別のキー局の社員は「作りがゆるいなと思って最初で見るのをやめてしまった」という。「反響があってすごいと思う一方、元SMAPほどのバリューがないとここまでできないのか、とも思う」(滝沢文那、湊彬子) アベマ側、ジャニーズ退所直後に交渉 ホンネテレビ実現の舞台裏には、アベマTVを運営するサイバーエージェントの藤田晋(すすむ)社長(44)が秘密裏に進めた迅速な交渉があった。 アベマは今年5月、「亀田興毅に勝ったら1000万円」という企画で視聴数1420万を記録。一時サーバーがダウンするほどの注目を集めた。一方、それに続く話題性のある企画を出さなければとの焦りがあったという。 そんな中、3人が、ネットに露出しない方針を貫くジャニーズ事務所からの退所を発表。サイバーは「ネット出演の可能性へ世の中の期待があった」。番組タイトルを決め、退所直後の9月上旬、藤田社長が直接3人に会いに行った。発表直前まで知っていたのは数人で、共同で運営するテレビ朝日側にも伝えていなかったという。 72時間という長尺での放送は、地上波にはできないネットテレビの強みだ。3人の素顔やSNSを始めたばかりのたどたどしい足取りを同時進行で視聴する、ドキュメンタリー性のある企画を目指したという。 放送直後からSNS上での反響は大きく、SNSを見て新たに番組を見る視聴者も。出演者の中にも、実際に番組を見て出演を決めた人もいたという。 藤田社長は「テレビ界、芸能界に大きなインパクトを残せたのでは。地上波でなくても、メジャーなコンテンツを放送することが可能だということを証明できた」とコメントした。(野村杏実) ◇ 72時間ホンネテレビの主な企画 ・2日午後9時、サイバー藤田晋社長の別荘で放送スタート。歌手の矢沢永吉から「次のステップを見せてください」と激励のメッセージ。元テニス選手の伊達公子やプロフィギュアスケーター織田信成らが駆けつけたオープニングパーティーで、爆笑問題の太田光が「木村、見てるか」と叫ぶ一幕も ・山崎賢人、山田孝之とインスタ映えする場所を開拓 ・市川海老蔵とキャラ弁対決 ・堺正章が登場。SMAPが解散した昨年の大みそか、メンバーが集まった焼き肉店で本音トーク。「前代未聞のことをやってるね」と堺。3人の今後や、アイドル論などを語り合う ・森且行のオートレースを浜松で観戦。「会いたかった」と再会を喜び、4人でトーク。草彅は「森くんはお兄ちゃんっていう存在。憧れている部分がある」などと振り返った ・稲垣が結婚相手を探す「もしもの結婚式」企画。東京・表参道で人生初のナンパに挑戦 ・3人がいま歌いたい72曲を選び、熱唱。SMAPの歌は無し。5日午後9時、番組終了
|
||
打印本文 关闭窗口 |