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震災後の公園で銭湯「心も温めた」 復興銘板に新たな名

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/12/16 15:32:51 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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阪神大震災後の銭湯「森温泉」。がれきを撤去した後に現れた浴槽(1995年、神戸市東灘区、森温泉提供)


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阪神・淡路大震災の犠牲者や復興に尽力した人らの名を刻んだ「慰霊と復興のモニュメント」(神戸市中央区)に17日、銭湯を営んでいた男性の名前が新たに加わる。銭湯は全壊したが、震災直後に避難先の公園にバスタブを持ち込み、風呂を沸かした。「被災者の心と体を温めた功績を残したい」。銘板には遺族の思いが詰まる。


男性は、神戸市東灘区の銭湯「森温泉」先代経営者の立花武さん。2014年に81歳で亡くなった。


市によると、1995年1月17日の激しい揺れで、銭湯があった森南地区は約7割の建物が全半壊。住民は銭湯から西に約200メートル離れた公園に避難した。銭湯も全壊し、シンボルだった高さ約15メートルの煙突は中ほどから折れた。妻の由紀恵さん(77)が子連れ客の子守をした脱衣所も、お客さんが世間話に花を咲かせたフロントも、崩落した2階の自宅部分に押しつぶされた。


由紀恵さんによると、被災直後、武さんは「もう、やめようか」と悩んでいた。そんな時、ボランティアとがれきを撤去していると、青いタイルの浴槽が残っているのを見つけた。「お風呂やってよ」という常連客の声にも背中を押され、再開を決意したという。


震災から2カ月後。最初の一歩…






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