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「360度開く」辞書 スマホ時代、製本もカジュアルに |
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| 作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2017/12/31 9:43:14 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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新版の「新字源」。イラストは中村祐介さんが手がけた 辞書は内容だけでなく、紙や製本にも時代に合わせた工夫がこらされています。今年、23年ぶりに改訂された角川書店の漢和辞典「新字源」。スマホ時代を象徴する、細かすぎるほどのこだわりを探りました。 辞典と言えば重厚で威風堂々のたたずまいをイメージしがちですが、「新字源」の特装版はとてもカジュアル。まず、カバーの愛らしい女の子のイラストが目を引きます。描いたのは中村佑介さん。若者を中心に多くのファンがいるイラストレーターです。スマホが広まり、現代ほど気軽に文字を使う人が多い時代はありません。カジュアルなイラストは、その時代の象徴です。漢文を読み解くためのだけの漢和辞典ではなく、若い人に「身近な文字」の謎に迫ってほしいとの思いがこめられています。 使ってみて便利なのは、辞書が机に吸い付くようにペッタリと開くこと。これは「フレキシブルバック」と呼ばれる製本法で、柔らかい表紙と本文紙を接着剤でしっかりくっつける技術です。背表紙に厚い紙を使う「タイトバック」と違い、開いたページが勝手に閉じてイライラせずにすみます。 合わせ目に近いところを見よう…
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