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涙止まらず…でも「やるっきゃない」カーリング女子4強

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2018/2/22 14:47:43 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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準決勝進出を決め、取材に応じながら笑顔を見せる藤沢(右)と吉田知=樫山晃生撮影


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(21日、平昌五輪カーリング女子1次リーグ 日本4―8スイス)


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ポロポロと涙が止まらなかった。試合後、日本のLS北見のサード吉田知那美は「全然(ショットが)決まらなくて……。本当は試合中から泣きたいくらいだった」としゃくり上げた。


隣のシートで試合をしていた米国が敗れ、決勝トーナメント(T)進出は決まった。が、藤沢は「ただのラッキーです」。ふがいなさに顔をしかめた。


第4エンド(E)は、全員がショットを失敗した。そうなれば世界ランキング2位のスイスには簡単につけ込まれる。重い4失点。コーチ席の本橋は「せめて2、3点(の失点)なら」。後半の追い上げも及ばなかった。前日の英国戦から続くショットの不調に、小野寺亮二コーチは「ちょっと(決勝Tを)意識しちゃったかな」と語る。


シート脇で泣き出した吉田知は、1次リーグ敗退のスイス選手に抱きしめられた。「考えすぎないで。大丈夫だから。絶対に勝てるから」と。泣きたいのはむしろスイスのはず。吉田は「こんなところでクヨクヨしていちゃいけないと思った」。藤沢も「やるっきゃない。迷いなく、自信を持って、誇りを持って」。


目指すのは、さらに先だ。日本勢初の挑戦となる準決勝に向け、いい薬になったかもしれない。(渡辺芳枝)






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