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五輪マスコット案作者、副賞で「家族に回らないすしを」

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2018/3/1 19:11:08 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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東京五輪のマスコットのデザインを手がけた谷口亮さん=28日午後1時16分、東京都品川区、竹花徹朗撮影


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全国20万超の小学校のクラス投票という五輪史上初の試みで、2020年東京五輪・パラリンピックの公式マスコットが28日、決まった。考案したのは、路上でイラストを売っていたイラストレーター。子どもたちは大会の顔としての活躍に期待を寄せる。


五輪マスコット「ア案」に決定 市松模様あしらう


最多得票だった「ア案」の作者で、福岡市在住のイラストレーターの谷口亮さん(43)は「頭の中が真っ白」と喜んだ。


マスコットは、五輪とパラリンピックで対をなす。ア案は五輪が伝統と近未来が一つになったキャラクターで、パラリンピックが桜の触角を持ち、超能力が使えるという設定。谷口さんは「2016年リオデジャネイロ五輪の閉会式で東京のセレモニーを見て浮かんだ」。数分でラフスケッチを描いたという。


生まれも育ちも福岡市でイラストレーターの父親を持つ。高校卒業後に単身で渡米。カリフォルニア州の学校で学んだ後、1997年に帰郷してフリーのイラストレーターになった。福岡・天神の路上で1枚150円ほどのイラストを売りながら、人脈を培った。「少しでも顔を覚えてもらえるように」と、夏はアロハシャツにゲタ、冬はどてら姿で街を歩く。


通信教育大手ベネッセの英語教材や、博多署の防犯ポスター「いかのおすし」のキャラクターなどを手がけたが「収入は上がったり、下がったり」。10年前に結婚した妻と、2人の子どもに苦労もさせた。


公式マスコットに決まり、頭に浮かんだのは家族だった。「大好きな奥さんに伝えたい」。副賞で100万円がもらえるが「少しでもぜいたくさせられたら。回らないすしを食べさせたい」とはにかんだ。


全国の小学校2万1200校や…






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