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死角悪用し大量LINEポイント 元会社員の「錬金術」

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2018/4/9 20:37:37 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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LINEアカウントを大量に作るために使われたSIMカード。1枚100円の在庫処分品を買い集めたという=17年7月、須藤龍也撮影


データ通信用SIMカードの「死角」を悪用し、LINEなどで不正なアカウントを作られる被害が広がっている。なかには、企業が販促キャンペーンなどでLINE利用者にプレゼントする「LINEポイント」を不正にかき集め、電子マネーなどに換える手口もみられた。元会社員の20代男性が昨年末、朝日新聞の取材に応じ、現代の「錬金術」ともいえる手口を語った。


大量不正アカウント、メルカリなど被害 SIM設定問題


ビル一室「アカウント工場」 出会い系誘導の請け負いも


男性は、SIMカードが未契約状態でもSMS(ショートメッセージサービス)だけは使えることに着目。大手格安スマホ事業者(MVNO)が売り出しているSIMカードを100枚以上買い集め、各SIMに付与されている電話番号とSMSを使い、LINEのアカウントを100近く作ったという。通常は1人が持つ電話番号は一つか、多くて二つ。LINEのようなネット事業者にとって想定外のアカウント数だろう。


男性がまず目を付けたのは、DVDの宅配レンタルサービス。会員登録するだけで1100LINEポイント(電子マネーに交換すれば約1千円相当)得られ、「お試し会員登録で30日間無料」とあった。ポイントをもらい、無料期間の間にポイントを得て退会すれば良いと男性は考えた。


だが、会員登録にはクレジット…






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