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主将指名の山口蛍に力強さ 代表落選の同世代へ誓う活躍

作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数 更新时间:2018/6/19 8:08:08 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

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12日、パラグアイ代表との国際親善試合でシュートを放つ山口=内田光撮影


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The Road MF山口蛍


「戦術より、走ったり、しっかりファイトしたりする」。そう誓う日本代表のMF山口蛍(ほたる)(27)の胸の内には、W杯のメンバーから漏れた同世代の仲間への思いがある。


特集:The Road ロシアW杯へ


カザン入り直前の12日にあった国際親善試合パラグアイ戦。前夜、ミーティングで西野監督から指名され、ゲーム主将としてピッチに立った。32歳のFW岡崎らを差し置いての登用に、指揮官は「少し、蛍に元気がなかったから」。先月30日のガーナ戦では動きに精彩を欠いていたからだった。


長年、同じ中盤の底に位置する長谷部がつけてきたキャプテンマークを左腕に巻くことに、「重圧は感じた」という。一方で、それを力に変えた。パラグアイ戦では、豊富な運動量と球際の強さでこぼれ球を次々と回収。本来のたくましさが戻った。


自分がやらなければいけない。その責任が、あるから。


4年前、23歳で出たブラジル大会は3戦ともプレーしたが、1勝も出来ずに1次リーグ敗退。失意のチームの中、キャンプ地に戻ると、出番の少なかった同世代の仲間に翌朝の練習を呼びかけた。「次は自分たちが頑張らないといけない」


そのとき誓いをともにした多くは、2012年ロンドン五輪で4位になったときのチームメート。ただ、勝負の世界は甘くない。けがなどの不運もあるが、代表にひとり、またひとりと呼ばれなくなっていった。今回のW杯では、予選をともに戦ったセ大阪のチームメート、MF清武やFW杉本が最終メンバーに選ばれなかった。


「きついときも、いいときも、一緒に味わった仲間。彼らへの思いは強く、しっかり持って戦いたい。僕もチームも見せていく。タフに戦う姿を」(藤木健)






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