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遊び心のないブラジルなんて…気になる余裕のなさ |
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作者:佚名 文章来源:asahi.com 点击数29 更新时间:2018/6/19 8:17:12 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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スイスのベーラミ(左)のマークを受けるブラジルのネイマール=ロイター (17日、ブラジル1―1スイス サッカー・ワールドカップ) 【特集】2018ワールドカップ 2018ワールドカップの日程・結果 日本代表のニュースや試合日程 4年に1度の時間の流れは絶妙で、多くのものを問うてくる。 世代交代が進まなければ、この舞台では生き残れない。一方で、経験は不可欠の武器になる。 このバランスの難しさを、ブラジルの戦いぶりを見て考えていた。 1点を先制した前半は抜群のパスワークでスイスを慌てさせた。後半は失点をきっかけに、精神的な余裕と強みを失った。 「勝ちたい」という気持ちから攻撃を急ぎすぎる。ミスを増やし、攻撃の緩急と試合のコントロールを自ら手放した。 執拗(しつよう)にドリブルで持ち込むネイマールは、悪いブラジルを象徴していた。狭いエリアに飛び込んでボールを失い、逆襲を受ける。「どうして、こんな試合をしてしまったんだ……」。試合を終えた表情にはそんな思いが見てとれた。 ロシアの地を踏んだ23人のうち、前回大会を知るのは6人。新陳代謝の早さはさすがだが、スイス戦の不安定さには「若さ」も感じさせる。4年前の準決勝でドイツに1―7で散ったときも指摘されたのは、経験不足。あのときも、W杯を経験していた選手は同じ6人だった。 けがから回復したネイマールの状態は悪くなさそうだ。気になるのは、心理的な余裕のなさだろう。「不安と重圧を感じていた初戦だった」。57歳のチチ監督はそう明かしている。 次のコスタリカ戦で、重圧から解放されるだろうか。相手の出方を察知して裏をかき、ときに反則を誘う。気持ちよくピッチを泳いだ前半のネイマールなら、対戦相手には脅威であり続けられる。 テクニックと機転に裏打ちされたパスワークがセレソン(代表)の強みだ。 何より、遊び心のないブラジルなんて、ブラジルらしくない。(潮智史)
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