（２２日、高校野球栃木大会決勝 作新学院２―０白鷗大足利）

地方大会をライブ中継中！ 「バーチャル高校野球」で過去最多７００試合

夏の甲子園、歴代最高の試合は？ 投票ベストゲーム

地方大会の熱中症対策呼びかけ 朝日新聞社と日本高野連

作新学院はエース高山（３年）がひじの違和感を訴え一回で降板。緊急事態のチームを救ったのは２年生右腕の林だった。

冷静に丹念に変化球をコースに投げ続けた。八回１死一、二塁では左打者への内角のカットボールで併殺に。「どんな状況でも変化球でストライクを取る練習をしてきた」と言った。

栃木大会８連覇。選手が入れ替わっても勝ち続ける力は、自信を培う厳しい練習にある。その一つが「勝負ノック」。１死満塁など緊迫した場面を想定し、「ミスがあれば終わらない」と主将の磯（３年）。攻撃は「一回の先制」を強く意識してきた。決勝は３安打に盗塁を絡めて得点。今年も重圧に負けないタフなチームができあがった。（坂名信行）