打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口

大阪桐蔭を苦しめた公立校、地道な「新聞」戦略で躍進

作者:佚名 文章来源:本站原创 点击数 更新时间:2018/7/24 19:14:57 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

強豪ひしめく大阪で、昨夏の決勝で大阪桐蔭(大阪府大東市)を8―10と苦しめた府立の大冠(おおかんむり)(同府高槻市)。24日の北大阪大会では完封勝利し、8強に進んだ。力をつけた背景には、「新聞」を使った地道な活動がある。


地方大会をライブ中継中! 「バーチャル高校野球」で過去最多700試合


夏の甲子園、歴代最高の試合は? 投票ベストゲーム


地方大会の熱中症対策呼びかけ 朝日新聞社と日本高野連


B4判1~2枚ほどの「WINd☆up!(ワインドアップ)」と題した部内新聞。東山宏司監督(56)が就任した1997年に当時のマネジャーの発案で始めた。


月1回300部程度を印刷し、公式戦や練習試合の日程、結果、長打成績などを掲載。最新の7月号には今夏の北大阪大会開幕に向けた登録選手20人の意気込みが並んだ。編集を担うマネジャーの1人、薮下なつみさん(3年)は「野球部のことをいっぱい知ってもらえるようにこだわっています」。


記事に登場する選手には出身中学を明記。新聞は部員や保護者に配布するほか、近隣中学の野球部にも届けている。東山監督は「身近な先輩のその後の活躍を知れば、中学生に『自分も活躍できる』とイメージしてもらえる」と話す。


新聞を参考に進学を決めたという平山友聖(ゆうせい)君(同)は「中学の先輩がレギュラーで活躍していたし、練習試合で強豪私学を倒していることもわかった。ここなら本気で甲子園が目指せると思った」。新聞を読んだ中学時代の知人から「頑張ってるね」と声をかけられることもあり、練習の励みになっているという。


地道な広報活動も実り、大冠は2015年夏は大阪大会で4強、春や秋の大会でも上位に食い込んでいる。東山監督は「この新聞は野球部の強さを支える大切なもの。これからも続けていきます」。(遠藤隆史)





打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口