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ディスコはほぼ行かない 都内唯一?のミラーボール職人

作者:佚名 文章来源:本站原创 点击数 更新时间:2018/7/30 19:15:26 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

東京・用賀の住宅街の一角、木造アパートの一室でミラーボールが妖しく光る。


築約50年のこの部屋で、高橋真一さん(69)は23年にわたって、ミラーボールの製造・修理を手がけてきた。都内ではおそらく唯一の職人だ。高橋さんによると、国内の製造会社も大阪に1社あるだけだという。照明関係の会社で働いた後、1995年に独立。以来、世に送り出した数は約3千個にのぼる。


ミラーボールは、アルミ製の半球を貼り合わせ、中に回転させるためのモーターを入れる。表面にはサイズが微妙に異なる鏡を貼り付け、隙間を石膏(せっこう)で埋めている。全て丁寧な手仕事だ。


近年は新規の注文も減り、修理の依頼がほとんどだという。


それでも、「お店できちんと動いている様子を想像して、やる気を出しています」と笑顔をみせる。実は、ディスコやキャバレーにはほとんど行ったことがない。(写真・文諫山卓弥)





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