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「平和を語れるのは、この2クラブ」 J1ピースマッチ |
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| 作者:佚名 文章来源:本站原创 点击数 更新时间:2018/8/12 7:44:58 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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(11日、Jリーグ 広島2―0長崎) 最新の試合結果はこちら 原爆で多くの命が奪われた8月、被爆地を本拠とする広島と長崎が対戦した。「ピースマッチ」と命名された一戦には、両クラブの思いが詰まっている。今季J1に初昇格した長崎の高田社長は「世界で平和を語れるのは、この2クラブしかない」と訴える。 広島では、プロ野球のカープが先んじて「ピースナイター」を実施してきた。戦後復興の象徴と言われるカープは球団として平和活動に取り組む。一方、今年25周年を迎えたJリーグとともに立ち上がったJ1広島は歴史が浅く、個に頼ってきた。2012年から指揮した長崎出身の森保元監督(現日本代表監督)は8月になるとミーティングで「サッカーができることに感謝しよう」と選手に訴えた。だが、森保氏が去った17年夏以降、平和を語る声は小さくなっていた。 スポーツができる日常に感謝しようと、この日、スタジアムでは小学生を対象に平和学習教室が開かれ、高校生や大学生が平和を考えるブースを出展した。被爆2世でJ1広島の久保会長は「長崎のJ1昇格が大きなきっかけとなった。これからは個人でなく、チームとして色々なメッセージを届ける」と決意を示す。 広島は「ピースマッチ」を来季以降も開催し、ゆくゆくは海外クラブを招き、世界へ発信することも思い描く。あの夏から73年、新たな祈りが始まった。(吉田純哉)
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