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沖学園選手の救護へ真っ先に氷、大阪桐蔭の強さの一端

作者:佚名 文章来源:本站原创 点击数 更新时间:2018/8/13 17:48:00 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

(13日、高校野球 大阪桐蔭10―4沖学園)


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沖学園の九回、中前安打を放った森島が一塁で足をけいれんさせた。真っ先に救護に向かったのは、一塁ベンチの大阪桐蔭だった。俵藤が氷囊(ひょうのう)、青木が経口補水液を持って駆けた。


森島は結局、代走を送られたが、襟首に氷を当ててもらって思った。「自分たちも1回戦で同じことをしたけど、されてみてすごくうれしかった。高校野球をやっていてよかったな」


胸が温かくなる思いやりの心。しかし、それだけの話ではなさそうだ。


2人は連係したわけでもなく、個別に動いていた。「日常から一つのことだけでなく、周囲を見るようにしている」と俵藤。「そうすると野球でも自然と声が出るようになります」


この日のような行動は練習試合でも心がけている。出番がなかった青木もベンチで気を張っていた。「とっさの判断が大事だと思う。普段から意識していれば、一瞬のプレーで決まる野球につながる」。


こうした姿勢は、先輩を見て身につけたのだという。優勝候補に挙がる大阪桐蔭。その強さの一端を見た気がした。(隈部康弘)





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