第１００回全国高校野球選手権記念大会第１４日は１８日、準々決勝の４試合が行われる。第１試合は春夏連覇を狙う大阪桐蔭と、ここまで２戦連続で零封勝利の浦和学院が午前８時から対戦した。

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先攻は大阪桐蔭で、先発投手は大阪桐蔭が根尾、浦和学院が渡辺。根尾は２回戦の沖学園戦以来の先発、渡辺は初戦の２回戦から３戦連続の先発となった。

大阪桐蔭は二回１死から５番に入った根尾が左中間にソロ本塁打を放って１点を先行。三回は１死満塁から４番藤原の一塁内野安打で１点を追加五回にも２死から藤原が右越えソロ本塁打を放ち、３―０とした。

浦和学院も五回、１死一、三塁から８番小町の遊ゴロの間に１点を返した。さらに２死二塁として、１番中前の打球が二塁手の前でイレギュラーする幸運な安打となってさらに１点を加えて１点差に詰め寄った。

直後の六回、大阪桐蔭が鮮やかな集中打を見せた。四球と死球で走者をためて１死一、二塁とすると２番青地が走者一掃の中前安打。続く中川、藤原の連続適時打を含め、計４長短打を集める打者一巡の猛攻でこの回、一挙６得点。９―２とリードを広げた。