２４日の東京株式市場は日経平均株価が上昇した。値上がりは４営業日連続。日経平均の終値は前日より１９０円９５銭（０・８５％）高い２万２６０１円７７銭。東京証券取引所第１部全体の値動きを示すＴＯＰＩＸ（東証株価指数）は同１０・９８ポイント（０・６５％）高い１７０９・２０。出来高は９億８千万株だった。

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外国為替市場が対ドルでやや円安に傾いたことを好感し、幅広い銘柄が買われた。ただ、日米企業の業績好調にもかかわらず、米中の通商紛争への懸念が消えず、投資家の様子見姿勢は根強い。野村証券の田之上章氏は「積極的に買いに動きづらい状況は当面続く」とみる。