モーター大手の日本電産創業者の永守重信会長（７３）は２７日、出身地の京都府向日市に市民会館を寄付すると発表した。市は本庁舎の建て替え計画に合わせ、同じ敷地内に２０２１年度の完成を目指す。建設費は約３０億円。名称は「永守重信市民会館」とする予定だ。

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向日市役所で記者会見した永守氏は「幼少期を過ごした地元に恩返ししたいと思っていたので、多くの市民に活用してほしい」と述べた。約５００の可動式客席がある多目的ホールや会議室を置く。また、災害時には、約７５０人の受け入れが可能な避難所としても使えるようにする。

現在の市民会館は１５年度に実…