非常に強い勢力で上陸し、列島を通過した台風２１号は５日午前９時ごろ、北海道の北で温帯低気圧に変わった。

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気象庁によると、同日未明から明け方にかけ、北海道の各地で暴風となり、最大瞬間風速は倶知安町で４２・４メートル、岩見沢市で３７・６メートルを記録。夕方にかけて大しけになるという。

また、台風に向かって流れ込む暖かく湿った空気により、北海道から東海の広い範囲で非常に激しい雨が降った。１時間降水量は静岡市で５９・５ミリ、山梨県富士河口湖町で５２・５ミリ、愛知県西尾市で４９・０ミリを観測した。