ＪＲ北海道は１１日、地震で運休が続く路線の運行再開の見通しを発表した。１１日時点で運休中の１１路線のうち、日高線（苫小牧―鵡川間）以外の１０路線の運転再開の予定日が決まった。

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北海道で震度７、道内の被害状況は

地震で損傷やゆがみが生じた線路や電気設備を修繕し、レールや踏切の点検が終わった路線・区間から順次、再開する。ただ、震源地に近い日高線については、厚真川にかかる橋の調査に時間を要するため、再開時期を未定としている。

運行再開の予定日と路線・区間は次の通り。

▽１２日 宗谷線（音威子府―稚内間 特急列車のみ）、富良野線（美瑛―富良野間）▽１３日 宗谷線（音威子府―稚内間 普通列車も）、函館線（小樽―倶知安間）、留萌線（深川―留萌間）▽１４日 石勝線（南千歳―新得間 特急列車のみ）、根室線（釧路―厚岸間）▽１５日 函館線（倶知安―長万部間）、釧網線（釧路―摩周間）▽１７日 石勝線（南千歳―新得間 普通列車も）、室蘭線（岩見沢―沼ノ端間）▽１９日 根室線（厚岸―根室間）▽２２日 札沼線（北海道医療大学―石狩月形間）、石勝線夕張支線（新夕張―夕張間）、根室線（滝川―富良野間）▽２４日 釧網線（摩周―網走間）▽２９日 札沼線（石狩月形―新十津川間）、根室線（富良野―東鹿越間）。（斎藤徹）