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電柱の高さの津波、車上で流されたいとこ インドネシア |
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| 作者:佚名 文章来源:本站原创 点击数 更新时间:2018/10/1 16:31:42 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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28日夕に大きな津波が襲ったスラウェシ島中部のパル。津波に遭遇して命からがら逃げ延びたものの、一緒に居たいとこが行方不明になった近隣地区の住民が30日、朝日新聞の取材に当時の状況を振り返った。 インドネシア地震、死者数832人に ホテルで救出続く パルから車で2時間離れたパンバロウォに住むエルニさん(52)らは28日、軽トラの荷台に乗り、パルで毎週金曜日に開かれるマーケットに花を売りに出かけた。仕事を終えパルの沿岸部を車で走っていた午後6時すぎ、大きな揺れに襲われ、緊急停車した。マグニチュード(M)7・5の大地震だった。 エルニさんは荷台から降りて運転手らと車に身を寄せ、いとこのサリナさん(50)と義妹のアンディスタさん(51)は荷台の上で身をすくめた。 「一緒に固まって! 離れちゃダメ!」。サリナさんがそう叫ぶと、全員で抱き合って車にしがみついた。 直後、海から津波が勢いよく押し寄せてくるのを目にしたエルニさんは、恐怖のあまり泣き出した。揺れから数分後、津波が襲いかかり、車ごとさらわれて海側に数メートル押し流された。 津波の高さについて、エルニさんらは取材に「そこの電柱と同じぐらい」と、高さ7メートルほどの電柱を指さした。 津波にのみ込まれた際、互いに体をつかんでいたつもりだったが、波が少し落ち着いた時にはサリナさんだけ居なくなっていた。 「サリナ! サリナ! どこにいるの!」。エルニさんは大声で海に向かって呼び続けた。一度だけ「ここにいる」と、とても遠くから聞こえた気がしたが、姿は見つけられなかった。その後も1時間、名前を呼び続けたが、「また別の津波が来たら危ない」と周りに諭され高台に避難した。 足に擦り傷を負ったエルニさん…
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