静岡県河津町の旅館「今井荘」で１日に始まった第４３期囲碁名人戦七番勝負（朝日新聞社主催）の第７局は午後５時３０分、挑戦者の張栩（ちょうう）九段（３８）が７２手目を封じて１日目が終わった。先手で黒番の井山裕太名人（２９）が実利をかせぎ、張挑戦者が中央に向けた勢力で対抗して、中盤入り口の難所を迎えている。

囲碁名人戦第７局をタイムラインで観戦

持ち時間各８時間のうち、消費時間は名人が４時間４８分、挑戦者は２時間４２分。２日午前９時に再開する。（村上耕司）