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繰り返す企業不正 大王製紙・井川元会長はこう見る

作者:佚名 文章来源:本站原创 点击数 更新时间:2018/11/12 14:32:51 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

堀篭俊材の波聞風問


日立化成、KYBで検査データの改ざん問題が相次いで発覚した。長年にわたる不正の構図は、約1年前に表面化した神戸製鋼所、三菱マテリアルと同じだ。法令順守などを徹底させる内部統制報告制度が始まって10年。なぜ企業の不正は絶えないのか。


創業家のプリンス経営者が海外のカジノにのめり込み、106億円を失った事件を覚えている人は多いだろう。


大王製紙元会長の井川意高(もとたか)さん(54)は6年前、特別背任の罪で懲役4年の実刑判決を受けた。その井川さんが今年10月、日本公認不正検査士協会主催の都内での鼎談(ていだん)に出て、興味深い発言をしていた。損失を穴埋めしようと、彼は大王製紙の子会社に計55億円の借金を無心した。


「借入先の子会社はもともとは井川家の企業だったのに、大王製紙のグループ会社に不当に組み入れられたという意識がありましたね」


懺悔録(ざんげろく)といえる…





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