札幌管区気象台は２０日、札幌で初雪を観測したと発表した。平年より２３日遅く、１２８年前の記録と並ぶ最も遅い初雪だという。

北海道・稚内などで初雪を観測 観測史上最も遅く

北海道地方は、低気圧が通過後に西高東低の冬型の気圧配置となり、２０日未明ごろには上空約１５００メートルにマイナス７度の強い寒気が張り出していた。

同気象台によると、２０日午前０時５０分から約２０分にわたってみぞれを観測。いったん雨に変わった後、午前２時から同６時にかけても再びみぞれが降り続いたという。（田之畑仁）