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亡き夫婦が残した味と縁 津波で一度絶えたカツ丼復活へ |
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| 作者:佚名 文章来源:本站原创 点击数 更新时间:2018/12/12 17:32:14 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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震災前、宮城県名取市閖上で皆に愛された食堂があった。津波で店の主人夫婦が犠牲になり、一度は絶えた味。人と人の縁が幾重にもつながり、来春、閖上で再建される街に「ももやのカツ丼」が復活する。 「ももや」は閖上2丁目にあった。今から50年前、漁船員だった夫に先立たれた渡辺もも子さんが、3人の娘と始めた店だ。震災の時は、店を継いだ長女渡辺由美子さん(当時68)、重治(しげじ)さん(同70)夫婦が切り盛りしていた。 一番人気はカツ丼。肩ロースのカツに甘じょっぱいタレがしみ、とろり半熟の卵がかかる。閖上の人はよく出前を注文し、重治さんがライトバンで配達した。店はたいそう忙しかった。 2011年3月11日。 渡辺家の末の妹で宇都宮市に住む小島静香さん(68)のもとに、この日朝、由美子さんから宅配便が届いた。静香さんの義母の命日にと、仙台のモナカと、ももやでダシに使っていたサバ節ひと袋。静香さんは電話で「ありがとね」「またね」と言葉を交わした。それが最後。 8日後、静香さんは遺体安置所…
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