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出産1カ月で仕事、そして離婚 涙の母が笑顔になるまで

作者:佚名 文章来源:本站原创 点击数 更新时间:2019/1/14 15:59:47 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

昨年12月18日、札幌市中央区の保育士養成施設「こども学舎」。近くの園児らを招いてクリスマス会が開かれていた。「みんなは、どんな手遊びが好き?」。赤い帽子をかぶり、笑顔で司会を務める1年の金子潮美(しおみ)さん(28)=同市北区=の姿がそこにあった。


NPO法人の運営では全国で初めて、厚生労働省の指定を受けた保育士養成施設。当初はリーマン・ショックで内定を取り消された高校生らの受け皿を想定、学費を安く抑え、アルバイトと両立できるよう昼過ぎまでにほぼすべての授業が終わるようにすると、子育て中や社会人経験者の女性が集まった。シングルマザーは一時在籍者の9割を超え、現在も半数近い。



金子さんもその一人。小学2年の長男と、3歳の長女を育てている。平日は週3、4日、居酒屋で働き、土日祝日だけ手伝う定食屋の仕事と掛け持ちする。何も予定がない日は、この1年間で3日ほどしかない。


親に勧められた高校が合わず、1週間で行かなくなった。石狩市内の自宅を出て友人の家を転々とした。母ががんになったと知らされて戻ったが、夜遊びは続き、札幌のクラブから朝帰りした日もある。


暴走行為が疑われた友人のバイ…





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