打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口

楽天辞め、インドネシアで起業「本能的にだめと思った」

作者:佚名 文章来源:本站原创 点击数 更新时间:2019/1/18 17:32:45 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

錨を上げろ①


人口も市場も縮みゆく日本を飛び出し、成長著しい東南アジアでビジネスに挑む若者たちがいる。


ネット通販大手の楽天を2013年に退職し、インドネシアの首都ジャカルタで起業した金泰成(キムテソン)さん(34)もその一人だ。自身が運営するファッション系ネット通販サイト「VIPPLAZA(ビッププラザ)」を急成長させている。


金さんは埼玉県川口市で生まれ育った在日朝鮮人3世だ。100人ほどいた親族や、朝鮮学校時代の同級生の多くは焼き肉店や喫茶店など自営の店で働き、サラリーマンは周りにはいなかったという。金さん自身、幼い頃は「将来は自分も自営業」と思っていた。小学生の頃には「将来自営に失敗してホームレスになったら嫌だな」と心配していた。


日本人が通う普通高校を志望し、学習塾に行った。そこで最初の衝撃を受けた。


日本人にいい印象は持っていなかった。なのに、日本人にも「いいやつ」はたくさんいた。


「自分のことを誰も嫌ってないじゃん」。そして、思った。「小さなところにいると危ない」と。


まだまだ小さい


一歩、広い場所に出ただけで、金さんが育った世界の価値観はあっさりと覆された。世界は広い。「自分がいる所はまだまだ小さいだろうな」。いつもそう考えるようになった。


早稲田大学に進み、「外の世界を見たい」という気持ちはますます強くなった。米国に留学し、就活も、海外に出られるかどうかを軸に50~60社の会社説明会を回った。海外展開に本腰を入れようとしていた楽天に入社した。


入社2年目、希望していた国際部(当時)への異動がかなった。部にはまだ数人しかおらず、仕事も手探り。異動の翌日にインドネシアへ飛んだ。


楽天にとっては未開の市場。どんな事業ができるのかを模索するべく、財界関係者などさまざまな人たちに会った。そこで再び衝撃に見舞われた。


たとえば自分と同世代の財閥の…





打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口