バレンタインデーに男性の３割強はお酒をもらうとうれしい――。霧島酒造（宮崎県都城市）の調査でそんな結果が出た。男性が喜ぶ贈り物はチョコレート、ファッション小物の後、お酒が３２・４％で続いたという。

昨年１２月２７、２８日にインターネットで、関東（東京、神奈川、千葉、埼玉）、関西（大阪、京都、奈良、兵庫）、九州各県に住む２０～３０代の男女計１５４８人を対象に調査した。

「バレンタインに贈られてうれしいものは？」という男性への質問（複数回答）では、①手作りチョコ６２・９％②市販のチョコ５０・８％③ハンカチ、財布などファッション小物４１・１％④お酒類３２・４％⑤外食２７・８％が上位だった。

「バレンタインにお酒を贈ったことがある」という女性も１３１人いた。どんなお酒をプレゼントしたか尋ねたところ、①焼酎、ワイン各３３・６％③ビール類３２・１％④日本酒２６％⑤ウイスキー１８・３％の順だった。

お酒を贈った女性を地域別にみると九州５３人、関東４３人、関西３５人。九州では６０・４％の女性が焼酎を、関東では４１・９％がワインを、関西では４０％が日本酒を選んだという。

霧島酒造の広報担当、木之下沙樹さん（２５）は「思っていた以上にお酒に関心があることが分かった。ビターチョコレートに合う焼酎『赤霧島』を積極的にＰＲしたい」と話した。（菊地洋行）