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ルノー、ゴーン氏の「退職金」38億円支給せず

作者:佚名 文章来源:本站原创 点击数 更新时间:2019/2/14 14:25:46 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

仏ルノーは13日、同社の会長兼CEO(最高経営責任者)職を退いたカルロス・ゴーン被告が退任に伴って受け取る金銭をめぐり、約3千万ユーロ(約38億円)相当の支払いを認めないことを決めたと発表した。同日開いた取締役会で決めた。


カルロス・ゴーン もたらした光と影


ゴーン被告は退任後にルノー株を受け取れる可能性があったが、支給しないと決めた。関係者によると、46万株前後(約33億円相当)になるという。


ライバル会社に退任後2年間転職しないことを条件に支給する補償金も支払わない。仏メディアによると、400万~500万ユーロ(約5億~6億3千万円)を受け取れる規定だった。


パリ郊外のベルサイユ宮殿で2016年に開かれたゴーン被告の結婚式にルノーの資金が流用されていたことなどが報じられており、世間の理解が得られないと判断したとみられる。


ゴーン被告の「退職金」をめぐっては、ルノー筆頭株主の仏政府も「法外な額になることは誰にも理解されない」(ルメール仏経済・財務相)としてクギを刺していた。(パリ=疋田多揚)





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