イスラエル軍は２５日夜、パレスチナ自治区ガザ地区からのロケット弾が同国中心部に着弾したことに対する報復として、同地区を実効支配するイスラム組織ハマスの拠点などを空爆した。５時間以上にわたり双方の応酬が続き、ガザ保健省によると、同地区で７人が負傷した。

テルアビブ北部にガザ地区からロケット弾発射、７人負傷

イスラエル軍によると、この日の攻撃ではハマスの拠点や幹部の事務所とされる建物など数十カ所を空爆。これに対し、ガザ側からロケット弾など３０発以上がイスラエル領内に発射されたが、目立ったけが人は出なかったという。

２５日早朝にガザ地区からイスラエル中心部へ発射されたロケット弾が民家を直撃し、７人が負傷。緊張が高まっていた。