（２日、選抜高校野球 東邦４―２明石商）

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「自分たちの野球ができなかった」。明石商の２番水上は肩を落とした。

三回。１死一、二塁から送りバントを試みたが、投手の正面に強いゴロを転がしてしまい、三封。「コースを狙おうとしたら、思った以上に強い打球がいってしまった」と水上。続く四回にも無死二塁から５番岡田がスリーバントを失敗。「バントしやすい初球を見逃してしまった」

粘って、つないで１点を取りにいくのが「明商（めいしょう）らしさ」。岡田は「細かいミスが出ないように、さらに自分たちの強みを磨いて甲子園に戻ってきます」。

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●狭間監督（石） バント失敗や失策が響く。「一つのプレーがちゃんとできなかった。もう少し早く打てていれば展開は変わったが、これがうちの力」

●安藤（石） 八回に２点本塁打。「まさかフェンスを越えるとは。４番の責任を果たせていなかったので、まず１点を返して勢いづけようと思った」