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桜の詩、被災地に響いた 新入生がいつか進む日のために

作者:佚名 文章来源:本站原创 点击数 更新时间:2019/4/6 10:21:45 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

桜ものがたり2019


8年前、東日本大震災の混乱の中、被災した高校生たちを力づけた一つの詩があった。京都市の元高校教員で詩人の山本純子さん(62)が、大津市の琵琶湖疏水沿いに咲く桜並木をモチーフに書いた「桜川」。遠く離れた宮城県石巻市の石巻工業高校の教員が「高校生活の門出にふさわしい」とその詩を手書きのしおりに載せ、新入生を祝福していた。


2011年4月22日。山本さんが当時勤めていた高校の職員室に、石巻市からファクスが届いた。


「さくら川についてのお願い」「勝手に使用させて頂きました……」


「桜川」は、09年に知人の依頼で京都の合唱団の卒業公演のために書いた詩だ。教員生活などから着想を得て詩を書き、05年には詩壇の芥川賞と言われるH氏賞を受賞した山本さん。琵琶湖疏水の桜を題材に、小さな成功を重ねながら、これからも広い世界に羽ばたいてほしいという願いを込めた。


「知り合いもいない石巻から、なぜ」と驚いた。


送り主は当時、石巻工業高校の…





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