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大企業やめて、いばら道 たどり着いた「土なしトマト」

作者:佚名 文章来源:本站原创 点击数 更新时间:2019/4/9 20:04:44 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

カイシャで生きる 第25話


神奈川県平塚市の田園地帯。どこにでもありそうなビニールハウス。でも中に入ると、あるはずのものが、ない。土がない。土はなくとも、トマトは真っ赤に実っていた。


特集:カイシャで生きる


土の代わりにトマトが根を張っていたのは、特殊なフィルムだ。このフィルムを使った「土なし農法」は日本のベンチャー企業が発明し、約130カ国で特許を取った。中東の砂漠地帯でも使われているという。


この農法の発明者で、ベンチャー企業「メビオール」会長の森有一さん(77)に会った。もともとは大手化学メーカーの研究職だったが、40代後半から二転三転、奇想天外の「カイシャ人生」を送ることになったという。限りある人生で成功するには何が必要なのか。組織で悩んだらどう折り合いをつけたらいいのか――。葛藤の末にたどりついたある「答え」を、森さんは語ってくれた。


彫刻家の父が教えてくれたこと


のちに世界を驚かせることにな…





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