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貨物船衝突、死者2人に 不明2人「生存の可能性ある」

作者:佚名 文章来源:本站原创 点击数 更新时间:2019/5/29 9:03:37 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

千葉県銚子市沖で26日未明、貨物船2隻が衝突し、愛媛県今治市の千勝丸(499トン)が沈没した事故で、第3管区海上保安本部(横浜市)は28日、船内から1等航海士の上村一文さん(60)=鹿児島県指宿市=を発見したと発表した。上村さんはまもなく死亡が確認された。溺死(できし)とみられる。事故の死者は2人となった。海保は行方がわかっていない2人の捜索を続けている。


海保によると、水深約30メートルの海底に沈んだ船内を捜索していた特殊救難隊のダイバーが、海水で満たされた居室で上村さんを発見し、巡視船「かとり」に収容した。27日の捜索では、船内から船体をたたくような音をダイバーが聞いたが、この日は音は聞こえていないという。


防衛省は、海保の要請を受けて海上自衛隊の潜水艦救難艦「ちよだ」を派遣。救助された人が気圧変化の影響を受けないよう、海底でカプセル状の昇降室に乗せて海面まで移動させることを想定している。


依然行方がわかっていないのは機関長の瀬野博さん(69)=秋田市=と、1等機関士の馬越才五さん(67)=今治市。海保の関係者は「まだ2人が生存している可能性はある」と話す。千勝丸を所有する勝丸海運の瀬野勝正社長は取材に「1分1秒でも早く助けに行ってあげたい」と話した。


一方、運輸安全委員会が派遣した船舶事故調査官によると、千勝丸が衝突した広島県呉市のすみほう丸(499トン)は、船首下部の損傷が激しかったといい、船首部分が千勝丸にぶつかった可能性があるという。海保は、業務上過失往来危険と業務上過失致死傷の容疑を視野に、双方の船舶関係者に話を聞くなどして、どちらに回避義務があったかなどを調べている。





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