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育児優先したら「戦力外通知」 2億円損しない心構えは

作者:佚名 文章来源:本站原创 点击数 更新时间:2019/6/24 10:50:05 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

(悩みのるつぼ) 相談者


30代女性です。現在、正社員の事務職で、結婚し子どもが2人います。


育児のためになるべく忙しくない業務を意識して職場を異動しましたが、仕事は補佐的なものが多くやりがいが持てず、周りにはスマホをいじってばかりの同僚がいます。身近に尊敬できるロールモデルもいません。


女性の働き方として、子育てのために完全に土俵を降りるか、子どもを放任し男性並みに働くかという、二択しかないように感じます。出世欲はないのですが、子どもたちに誇れる自分でいたい、やりがいのある仕事をして人の役に立ちたいという思いはあります。


昔からの夢があり、異動を希望すればその業務につける状況ですが、大変忙しく、人の命に関わる業務のため行く勇気がなかなか持てないままです。


子育てや介護を理由にやりがいよりも家庭、と割り切っている同僚もいますが、私にはできません。かといって、毎日遅くまで残業し、家事や育児もできないというのも不本意です。夫にも分担してもらっていますが、これ以上の負担増は難しいと感じています。中途半端な自分に焦燥感が募る毎日です。


このまま、子どものために、しばらくは我慢すべきでしょうか。それとも、母親としての役割をある程度は諦めて、人生に後悔しないためにも自分のやりたいことをすべきでしょうか。


回答者 社会学者・上野千鶴子


仕事か育児か? 古典的なお悩みですねえ。かつてと違うのは、仕事をやめるかやめないかではなく、仕事を続けることが前提で、どんな働き方をするかの問いに置き換わっていること。そう、あなたの置かれた状況をジェンダー研究の用語では「マミートラック(母親向け指定席コース)」と言います。大企業の正社員なら育休も権利としてとれる。ですが復帰したら責任も負担も軽い時短職場に異動させられます。


あなたはご自分から異動を希望…





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