「元気売れなくなった」政界引退の猪木氏、最後の登院
「元気を売る人間が、元気を売れなくなった……」。国会閉会日の26日、高齢を理由に7月の参院選への不出馬を表明している無所属のアントニオ猪木参院議員(76)は、こう記者団に言い残して「最後の国会」を去った。
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この日も決まり文句の「元気ですか」から取材に応じた猪木氏。「長いような短いような。体調も壊して最後は大変だった」と政治家人生を振り返り、北朝鮮訪問への意欲を改めて語った。