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納得の変化球で完全燃焼「野球はこれでやめるつもり」 |
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| 作者:佚名 文章来源:本站原创 点击数 更新时间:2019/7/11 11:12:30 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语 | ||
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(10日、高校野球福岡大会 香椎9―5香椎工) ニュースや動画をリアルタイムで!「バーチャル高校野球」 八回裏2死三塁、香椎工のエース木全(きまた)響君(3年)はマウンド上でにっこり笑った。痛烈な適時三塁打を浴びて、5点差に広げられた。なのに負ける気が全然しなかった。「勘違いかな。それでもいいや」。次の打者に対して選んだ勝負球は、得意のツーシーム。狙い通り詰まらせて左飛に打ち取ると、大きく息を吐き、笑顔でナインを振り返った。 身長170センチ。小1で野球を始め、小5から投手だったが、「この体格では高校で通用しないかも」と、野球部に入るのをためらった。それでも野球を続けられたのは「やっぱり野球が一番好きだった」。直球では力負けするからと、制球力と変化球、特にツーシームでバットの芯を外す投球に磨きをかけてきた。 今季練習試合で一度も勝てなかった香椎を相手に、こだわってきた変化球が狙ったコースに決まった。後半はピンチの連続だったが、不思議なくらい最後までマウンドが楽しかった。 九回の投球機会はなかったが、納得の一球を投げられた。「完全燃焼できた。野球はこれでやめるつもりです」。試合後、真っ赤な目で笑った。(上遠野郷)
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