２日午前、東京・江戸川区のマンションから１４歳の中学２年の男子生徒が転落し、死亡しました。２日が中学校の始業式で、警視庁は自殺した可能性があるとみて調べています。

　２日午前９時ごろ、江戸川区西葛西のマンションで「中学生の弟が上から落ちた」と１１０番通報がありました。警察官が駆けつけたところ、１４歳の私立中学２年の男子生徒がマンション敷地内の駐車場に制服姿で倒れていて、意識不明の状態で病院に運ばれましたが、まもなく死亡が確認されました。

　「落ちていく姿が見えて、あおむけに、どさっという音を聞いたんです。（住民に）救急車を呼んでもらって、胸骨圧迫のしかたもＡＥＤの使い方も（男子生徒の）兄貴が知ってたから、２人でやってた」（目撃者）

　警視庁によりますと、男子生徒は２日が中学校の始業式で、午前７時ごろに母親が男子生徒を自宅の部屋から見送ったということです。警視庁は、男子生徒が家を出た後、自殺を図り転落した可能性があるとみて、当時の状況を詳しく調べています。