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ゲーム機市場ニーズ急増 任天堂の第1四半期利益前年同期比で3倍増に

作者:佚名 文章来源:人民网 点击数 更新时间:2020/5/9 19:00:33 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语


任天堂は7日、2020年3月期(1-3月)の決算を発表し、家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」が好調だったため、営業利益が前年同期比で3倍増の894億円と急伸し、アナリストの予想を上回った。北京日報アプリが伝えた。


「あつまれ どうぶつの森」が、スイッチの販売を大きく押し上げていることは注目に値する。コミュニケーションゲームの「あつまれ どうぶつの森」では、プレイヤーは、事業「無人島移住パッケージプラン」に参加し、手つかずの島で木を切ったり、花を植えたり、家を修理したり、橋をかけたりして、「自分だけの島」を完成させることができる。同ゲームは3月20日に発売されて以降、6週間で1340万本を販売し、歴代のスイッチソフトの中でも最速の売り上げとなっている。


任天堂の古川俊太郎社長は、「『あつまれ どうぶつの森』の発売によるインパクトが想定以上に大きかったが、一時的なものに過ぎない。スイッチの販売は今期、前期(2019年度)比24%増の1900万台になる見込みだ。スイッチの前期の販売台数は2103万台で、計画の1950万台を上回った」と説明。


ただ、新型コロナウイルスの影響で、サプライチェーンが混乱し、スイッチ本体の品切れが続いているため、任天堂は、市場のニーズを十分に満たすことはできていない。同社はこれについて、「新型コロナの大流行で、一時滞っていた生産や出荷は徐々に回復しているものの、ゲームの開発を含めてさらなるダメージを受けるリスクがある」としている。


また、古川社長は、「在宅勤務では会社で作るのと環境が違うので、同じ効率求めるのは難しい。もし、新型コロナの影響が長期化すれば、新商品の発売時期が遅れる可能性もある」とした。


本稿執筆時点で、任天堂は、今後発売する予定のゲームの詳細情報は発表していない。一方、ライバルのソニーは、予定していた関連製品の発売延期を発表している。(編集KN)


「人民網日本語版」2020年5月9日





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