プロ野球・ソフトバンクや米大リーグ・マリナーズなどでプレーし、現在はBCリーグ・栃木に所属の川﨑宗則（43）が21日、日本テレビ系「DayDay．」（月～金曜前9・0）にVTR出演。自身がMLBで「父親リスト」入りした際の戸惑いや、子供が誕生して試合に出場したときにチームメートからサプライズプレゼントがあったことについて語った。

この日番組では米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手（30）に第1子となる女児が誕生し、20日（日本時間21日）に父として初めて試合に出場したことが報じられた。

川﨑はブルージェイズに所属していた2013年6月に長男が誕生。このとき、MLBの日本選手で初めて「父親リスト」での産休を取得したが、当時の様子について「試合に行かせてくれって監督に言いました。監督に怒られました。『（妻のところに）行ってこい。そばにいてやらないでどうするんだ。野球なんかどうでもいいんだ』と本当に熱く語られて…」。川﨑は日本とのギャップに「えーっ、そうなんだ」と、驚いたという。

産休から復帰した川﨑には、チームメートからサプライズがあったという。「（球場内に）プレゼントが置いてあって。コングラッチュレーション、おめでとうってことで、赤ちゃん用のおもちゃとかおしゃぶりとか、おむつとか。そういうのをたくさんいただきました」。そういうと、川﨑はVTRでそれらの品がいっぱいに詰められた袋とともに記念撮影している写真を公開した。

その後、スタジオでは大谷の選手生活に子供の誕生がどのような影響を及ぼすかについて話題となった。出演したMLBアナリストの古内義明氏（56）は、「ロバーツ監督が今日も『ダッド・ストレングス（父親になった人間が理論を超えた力を発揮するという考え方）』に彼もなるだろう、野球人生においてもっと進化するだろうといっていた。ドジャースにとってもうれしいこと」といい、「一選手であり、お父さんであり、旦那さんであり。もう三刀流ですよ」などと続けた。

また、月曜レギュラーのフリーアナウンサーの望月理恵（53）が「チームが本当にそれぞれのパーソナルな部分で応援している。川﨑さんがVTRでプレゼントもらってましたけど、大谷選手もチームからサプライズやイベントとかあったりするんですか」と質問。

古内氏は復帰第1戦でクラブハウスで選手やチームスタッフが並んで大谷を祝福したことを紹介し、その上で「メジャーリーグの場合、ケース・バイ・ケース。例えば松井秀喜さんがいたヤンキースなんかは奥さんの誕生日にオーナーからティファニーグループのボックスが届けられたり粋なことをする。今後、ドジャースも大谷選手や真美子さんに何をサプライズであげるのか、それが楽しみですよね」と語った。