俳優大森南朋（53）が21日、フジテレビ系「ぽかぽか」（月～金曜午前11時50分）に生出演。大先輩の田村正和さんとドラマ共演した際、番組プロデューサーからNG厳禁をささやかれて緊張した結果、NGを出してしまい、当時俳優人生が「終わった」と思ったと回想した。

「共演して衝撃を受けた俳優がいる、っぽい」の質問に大森は「○」の札を掲げ「もちろん『○』です…そんなのばっか」と話した。大森が田村さんとドラマ共演した際に「（NGを）『出しちゃダメ』ってプロデューサーに言われるんですよ」と話してスタジオを笑わせた。MCハライチ澤部佑（38）から「どうしようもないですよね」と念押しされて、大森は「そう」と答えた。

そして「で、若手だったんで、そんなもん初日からいきなり緊張するじゃないですか。いきなり田村さんとふたりの芝居だったんですけれども、そのドラマの」と話して「もう、いきなり緊張してNG出して…田村さんに…こうやってやられましたね」と右手で髪の毛をかき上げられたポーズをとった。

大森は「そっから1クール（3カ月）」撮影が続いたと話し、澤部が「一緒？」と確認。大森も「でもまあ、意外と優しかったんですけどね」と話し「ジョークだったと思うんですけど、初日だったし（共演するのが）初めてだったのでジョークってわかんなくて…『うわー、終わったぁ～俺は終わったぁ～』って思って」と当時を回想した。

最後に大森は「でも、負けないで現場に行きました…そうしたら優しく包んでくれて」と意地も見せたことを語り「田村さんが一番の長ぜりふなのに全然間違わないんですよね。そのプロ根性にも衝撃を受けてましたね」と感心した。