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松本若菜、『Dr.アシュラ』実写化で痛恨ミス!オーバー演出が不安要素に

作者:未知 文章来源:网络 点击数 更新时间:2025/4/23 18:52:42 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

『Dr.アシュラ』主演の松本若菜(C)ピンズバNEWS

松本若菜(41)主演の連続ドラマ『Dr.アシュラ』(フジテレビ系/水曜よる10時)の第2話が、4月23日に放送される。16日放送の初回は、派手な演出が称賛される一方、その演出がチグハグだという批判の声も集まった。

同ドラマは、こしのりょう氏の同名漫画(日本文芸社)が原作の救命医療ドラマ。松本演じる杏野朱羅(あんの・しゅら)は、どんな急患も絶対に断らず、どんな手を使ってでも絶対に助けるスゴ腕の救命医。『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)に『わたしの宝物』(フジテレビ系)と、話題作に立て続けに主演している松本に注目が集まったがーー。

第1話は、帝釈総合病院の救急科で孤軍奮闘している杏野朱羅は、ホットラインを事前に予知する特殊能力を持っている。朱羅が休憩室のソファで寝ていると、突然、目を覚まし「来る!」とつぶやくと、心肺停止患者の受け入れ要請が。朱羅は初期研修医・薬師寺保(佐野晶哉/23)に指示を出しながら、必死に蘇生を試みる。

そのさなか、銃で撃たれた組長をヤクザたちが運び込んでくる。「そんな女よりオヤジを治療しろ!」とすごむヤクザだが、朱羅にそんな脅しは通用しない。業を煮やした舎弟が銃を突きつけるが、朱羅はその舎弟の首筋にメスを向けて抵抗。女性と組長を同時に助ける。そして、ある日、トンネル崩落事故の一報が入り……という展開。

視聴者のX上の反響は、《緊迫した中にもスピード感ある展開に、ハラハラヒリヒリしながら観た》《オペに継ぐオペを冷静に遂行する杏野と大病院の闇…スリリングでスカッとする感覚が久々でした》(原文ママ)《どんな状況であろうと全員救おうとする覚悟を感じられてすごく感動》などと、テンポの良い医療シーンは評価されたようだが、批判の声は多い。

■手術しまくるだけの松本若菜

それは、オーバーアクションな佐野と唐突な展開に対するもので、《佐野くんの役がいちいち大声で叫びまくっててまじ不快。やかまし過ぎてもうキツい》《「修羅場に立つ資格ナシ」と研修医を断じたクセに、次のシーンでトンネル崩落現場という修羅場オブ修羅場に連れていく。脚本家はなんとも思わんのか》などの声が。

たしかに、展開がガチャガチャした印象があったが、それは脚本と演出が漫画原作に忠実であろうとしたためかもしれない。しかし、ドラマ化するにあたり、手を入れたほうがいいところは変えるべきだろう。

たとえばキャラ造形。救急科の科長・大黒(田辺誠一/56)の髪型と、外科科長・金剛(鈴木浩介/50)のヒゲは、原作に忠実かもしれないが、あきらかなお笑いキャラになっていて、空間の緊迫感を削いでいた。また、金剛が「違う」を連発するのも、“そこで笑いをとってどうするの?”というちぐはぐさを感じた。

また、佐野演じる研修医・薬師寺も、原作ではここまでわめきちらしていない。自信のなさからくる焦りを表現したかったのかもしれないが、単にうるさいだけになってしまったのは残念。公式サイトでは「エンタメ」という言葉がやたら使われているが、エンタメ性のさじ加減を間違えているようにしか思えない。

その結果、初回は、松本演じる朱羅が、必死の形相で心臓マッサージをしていただけの印象しかない。シリアスからコメディまで演技の幅が広い松本なのに、さまざまな感情を表現する機会を与えられず、ムダ遣い感が強かったのは残念。これまで出るドラマがどれもヒットしてきた松本だが、ついに黒星がつきそうだ。

次回、朱羅にとっての師匠である元救急科科長・多聞真(渡部篤郎/56)が、海外から帝釈総合病院に返ってくるが、朱羅に「救急科は近いうちに閉鎖する」と告げるという。今後は朱羅と多聞との関係が物語の軸になりそうだが、ひたすら手術しまくるだけではない、人間的な深みの感じられる展開に期待したい。(ドラマライター・ヤマカワ)

 




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