「カブス１１－１０ドジャース」（２２日、シカゴ）

　カブスが十回、壮絶な打撃戦を制して１１－１０でサヨナラ勝ち。鈴木誠也外野手は３番・ＤＨで出場し、５打数２安打２打点だった。

　初回、今永が３失点の直後、反撃の２点二塁打。鈴木は「すごい試合になったけど勝てて良かった。（初回に）今永さんが苦しんで３点をとられたが、チャンスで回してもらったので積極的にいこうという気持ちがああいう結果になってよかった」と安ど。打撃好調の要因について、「チームの状況もいいし、周りも打ってくれる。試合の流れはカブス側にあって、いい巡りがある。その流れに乗って打撃ができている。周りに感謝という感じです」とうなずいた。

　本拠地の後押しにも感謝。「（状態は）めちゃくちゃいいわけではないが、試合の流れが左右するので、こうやってたくさんのお客さんがいて打てているというのもある。いろいろな人に感謝したい」と周りを見渡した。

　先発の今永が３被弾と苦しむ内容。それでも六回まで試合を作った。鈴木は「本調子じゃないのは分かる。その中でも試合を作り、バッター人にチャンスくれるのは頼もしい。何とか援護できるように頑張りたい」と先を見据えた。