元NMB48の渋谷凪咲（28）が、2025年4月28日に初の自伝エッセイ「笑顔の理由」を出版し、アイドル卒業後の心境や裏話を初めて明かした。発売初日には、東京・渋谷でサイン会を開催し、約1000人のファンが駆けつけた。渋谷は「皆さんに直接感謝を伝えたかった」と涙ながらに語り、会場は温かい雰囲気に包まれた。

エッセイでは、NMB48時代に感じたプレッシャーや、2023年の卒業決断の背景を赤裸々に綴っている。特に「笑顔を維持するのが辛かった時期もあった」と告白し、アイドルとしての葛藤を明かした。一方で、卒業後に挑戦した俳優業やタレント活動での成長も描かれ、「自分を信じて進む大切さ」を読者に伝えている。

最近では、ダイアン津田篤宏との共演で話題に。4月17日の番組で、津田の「薄情ぶり」を暴露するなど、飾らないトークが好評だった（）。エッセイでも、津田とのエピソードや、芸人との共演で学んだ「笑いの現場の熱さ」をユーモラスに紹介。ファンからは「なぎさの言葉に勇気をもらった」「笑いと涙のバランスが最高」との声が寄せられている。 出版記念イベントでは、渋谷が即興でファンからの質問に答えるコーナーも。「今後挑戦したいことは？」との問いに、「コメディ映画の主演！ハリウッドでもいいかな？」と笑顔で答え、会場を沸かせた。エッセイは初版5万部でスタートし、早くも増刷が決定。彼女の新たなキャリアの一歩として、出版界でも注目を集めている。今後、渋谷がどんな舞台で輝くのか、期待が高まる。