俳優の神尾楓珠（26）が、2025年4月28日深夜放送のテレビ朝日「あのちゃんねる」（月曜深夜0時45分）に出演し、同い年の親友である俳優・萩原利久との驚くほど親密な関係を明かした。二人は過去に同じ作品での共演をきっかけに、月に21回も会うほどの仲の良さを誇っていたという。このエピソードは共演者を驚かせ、SNSでも大きな話題となった。

神尾と萩原は1999年生まれの同い年で、ともに若手俳優として注目を集める存在だ。番組では、二人が共演した2019年のドラマ『左ききのエレン』（TBS系）や、2021年の神尾初冠番組『神尾楓珠のdkdkかみおランド』（ABEMA）での共演を振り返り、当時の親密な関係を語った。神尾は「自分たちの休みの時、毎日会ってました」と明かし、休日の過ごし方について「ずっとしゃべってて、話すことなくなったらお互い携帯いじって…みたいな」と自然体な時間を描写。萩原も「ほんとに毎日会ってた」と笑いながら同意した。

特に印象的だったのは、神尾の実家でのエピソードだ。神尾は「うちの実家に泊まりに来て」と告白し、萩原が「行って、寝て起きて現場に行って…。現場で仕事して、帰ってきて…をやってたら月21回になりました」と補足。撮影期間中、仕事とプライベートでほぼ毎日顔を合わせていたため、1カ月のうち21日も会っていたという。この頻度に、番組MCのあのちゃんは「え、めっちゃ仲良いじゃん！」と驚き、お笑いコンビ「相席スタート」の山添寛は「恋愛話聞いてるみたい」と笑いを誘った。

二人は、2017年の『兄に愛されすぎて困ってます』（日本テレビ）でも共演しており、10代の頃から友情を育んできた。神尾は東京都江戸川区小岩出身、萩原は埼玉県出身と、比較的近いエリアで育ったことも親近感につながったのかもしれない。番組では、萩原が神尾の実家で過ごした際のエピソードとして、「神尾の母の手料理が美味しかった」と振り返り、特に「オムライス」がお気に入りだったと語った。神尾も「母ちゃんのオムライスは自慢」と笑顔を見せ、和やかな雰囲気が伝わった。

しかし、近年は二人のプライベートでの交流が減少しているという。神尾によると、萩原がゲームにハマり、誘っても「今、ゲームしてるから」と断られることが増えたため、「2年くらいプライベートで会ってない」と少し寂しそうに告白。萩原は「いや、でも仕事では会ってるじゃん！」とフォローしたが、神尾は「もっと遊びたい」と本音を漏らし、スタジオは笑いに包まれた。このやり取りに、Xでは「神尾くんと萩原くんの友情尊い」「月21回は恋人レベルw」との投稿が相次ぎ、「#あのちゃんねる」がトレンド入りした。

神尾は、2025年公開予定の映画『大きな玉ねぎの下で』で主演を務め、萩原も同年放送のNHKドラマ『Shrink』での演技が高く評価されるなど、互いに多忙なスケジュールをこなしている。番組の最後で、神尾は「また一緒に何かやりたい」と萩原に呼びかけ、萩原も「絶対やろう！」と応じ、ファンを喜ばせた。詳細はテレビ朝日公式サイト（https://www.tv-asahi.co.jp/anoch/）やTVerで視聴可能だ。