俳優の鈴木亮平（42）が、2025年4月29日放送の日本テレビ系『ZIP!』（月～金曜7時）のコーナー「水卜麻美のスッキリ解決！」にVTR出演し、意外な一面を明かした。番組では、鈴木が主演を務める映画『東京MER～走る緊急救命室～』（2025年5月2日公開）のプロモーションとして、水卜麻美アナウンサーと対談。映画の役作りやプライベートについて語る中で、鈴木が「実は僕、クロールが苦手なんです。犬かきは得意です！」と告白し、スタジオを笑いに包んだ。この発言は、鍛え上げられた肉体とストイックなイメージで知られる鈴木の親しみやすい一面を垣間見せ、Xで「#鈴木亮平」がトレンド入り。ファンからは「犬かき得意、めっちゃ可愛い」「クロール苦手な亮平さん、親近感！」と反響が寄せられた。

鈴木亮平は1983年兵庫県西宮市生まれ。東京外国語大学卒業後、2006年に俳優デビュー。『HK/変態仮面』（2013年）や『孤狼の血』（2018年）などで幅広い役柄を演じ、2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』で主演を務めた。『東京MER』では、命を救うために命を懸ける救命医・喜多見幸太役を再び演じ、過酷なアクションシーンにも挑戦。番組では、水卜アナが「鈴木さんのアクション、めっちゃカッコいいけど泳ぎはどうですか？」と質問したところ、鈴木が「泳ぎはね…クロールが苦手で。フォームが崩れちゃうんですよ」と苦笑い。「でも、犬かきなら得意！ 子供の頃、プールで犬かきで泳ぎまくってた」とユーモラスに明かし、水卜アナも「そのギャップ、最高です！」と爆笑した。

鈴木は役作りのために肉体改造を重ね、過去には『俺物語!!』（2015年）で体重を30kg増量したり、『燃えよ剣』（2021年）で剣術を極めるなどストイックな姿勢が知られる。それだけに、クロールが苦手という告白は意外性があり、視聴者に新鮮な印象を与えた。インタビューでは、映画の撮影で泳ぐシーンがあったことを明かし、「喜多見先生はクロール完璧そうに見えるけど、内心は犬かきで頑張ってました（笑）」と冗談交じりに語った。共演の佐藤栞里もVTRで「亮平さんの犬かき、めっちゃ速そう！」とフォローし、和やかな雰囲気が漂った。

このエピソードは、鈴木の人間味溢れるキャラクターを強調。Xでは「鈴木亮平の犬かき、絶対見てみたい」「クロール苦手でもカッコいい」「こんな親しみやすい一面、好き」との声が飛び交った。番組では、鈴木が『東京MER』の撮影秘話も披露。横浜ランドマークタワーでの救助シーンでは、実際に高さ70mの外壁を登るスタントに挑戦。「高所恐怖症じゃないけど、さすがに足が震えた」と笑いながら振り返り、プロ根性を見せた。映画はTBS系ドラマの続編で、杏、橋本環奈、中条あやみら豪華キャストが集結。公開前から期待が高まっている。