日本人メンバーが中心のK-POPガールズグループ「SKY GIRLS'」の元メンバー4人が、所属事務所の代表からのセクハラやパワハラを理由に2020年7月に脱退を申し出ました。​これに対し、事務所側は2021年5月、活動拒否や契約違反などを理由に約1521万円の損害賠償を求めて訴訟を起こしました。​bengo4+2bengo4+2bengo4+2

元メンバーたちは、代表からのセクハラやパワハラ、過度な拘束に耐えきれなくなったと主張。​例えば、私服からステージ衣装に着替える際、代表が控室から出ていかず、不快な思いをしたと証言しています。​また、コロナ禍で活動が制限される中、代表から毎晩のようにビデオ通話を強要され、セクハラまがいの発言もあったと述べています。​bengo4bengo4+1bengo4+1

東京地裁は2025年3月28日、事務所側の請求を棄却し、元メンバーたちの脱退は有効であると判断しました。​裁判所は、メンバーたちが強固な指揮監督下にあり、任意の諾否の自由が事実上なかったことから、契約関係からの離脱を保証すべきと認定しました。​bengo4

この判決により、元メンバーたちは法的に脱退が認められ、事務所からの損害賠償請求も退けられました。​彼女たちは、今後の活動に向けて新たな一歩を踏み出すことになります。