2025年5月3日（土）より、NHK総合の土曜ドラマ枠（毎週土曜22時）で、米倉涼子主演のドラマ『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』の地上波放送がスタートしました。

本作は、ノンフィクション作家・佐々涼子による同名書籍を原作とし、国際霊柩送還士という実在の職業を描いたヒューマンドラマです。海外で亡くなった日本人の遺体を遺族のもとへ送り届ける専門職の姿を、1話完結形式で描いています。

主演の米倉涼子は、短気で毒舌ながら情に厚い国際霊柩送還士・伊沢那美を演じます。彼女が社長を務める「エンジェルハース」には、個性豊かな社員たちが在籍しており、新入社員の高木凛子（松本穂香）、遺体処置のスペシャリスト・柊秀介（城田優）、元ヤンの若手社員・矢野雄也（矢本悠馬）、英語が堪能でゴシップ好きな手続担当・松山みのり（野呂佳代）、温厚だがミステリアスな運転手・田ノ下貢（徳井優）、金勘定にうるさい強面の会長・柏木史郎（遠藤憲一）らが登場します。

第1話では、マニラのスラム街でギャングの抗争に巻き込まれて死亡した杉原陽平（葉山奨之）の遺体が盗まれ、那美と凛子が急遽現地へと飛ぶ展開が描かれます。

本作の脚本は、古沢良太が手掛けており、死を扱うテーマでありながらも、ユーモアを交えたエンターテインメント作品として仕上がっています。

米倉涼子は、本作について「このドラマは決して『死』を扱うだけの作品ではありません。時に笑い、時に感動し、時に泣く。さまざまな感情のジェットコースターに揺られながら、きっと未来への希望を感じていただけるはずです」とコメントしています。

『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』は、全6話構成で、NHK総合にて毎週土曜22時より放送されます。