女優の新木優子（31歳）が、2025年7月よりTBS系で放送開始の金曜ドラマ「DOPE 麻薬取締部特捜課」（毎週金曜よる10時）に出演することが決定した。彼女は、麻薬取締部特殊捜査課（通称：特捜課）の最強の麻薬取締官で、ストイックな性格の綿貫光（わたぬき・ひかる）を演じる。本作は、髙橋海人（King & Prince）と中村倫也がW主演を務め、新木は特捜課の紅一点として、物語に重要な役割を果たす。ドラマの大きな見どころの一つは、新木が挑む本格的なアクションシーンだ。彼女は「視聴者の皆様に純粋にかっこいいと思ってもらえるよう、自分のできる限りを尽くして挑んでいます」と意気込みを語った。

「DOPE 麻薬取締部特捜課」は、木崎ちあきの同名小説（KADOKAWA刊）を原作とする新時代の麻薬取締アクション・エンターテインメント。舞台は、近未来の日本で謎の新型ドラッグ「DOPE」が蔓延する世界。新人麻薬取締官の才木優人（髙橋海人）と、型破りな教育係・陣内鉄平（中村倫也）が、正反対の性格ながらバディを組み、DOPEに絡む不可解な事件に立ち向かう。特捜課のメンバーには、それぞれが抱える「ある秘密」があり、物語に深みを加える。新木演じる綿貫は、戦闘能力が高く、冷静沈着な判断力を持つキャラクターで、才木と陣内の捜査を支える重要な存在だ。

新木は、これまで「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」（2017年）や「SUITS/スーツ」シリーズなどでアクションやシリアスな役を経験しているが、今回はより激しいアクションに挑戦。撮影では、格闘シーンや追跡劇など、身体能力をフルに活かしたパフォーマンスが求められた。彼女は「綿貫は感情をあまり表に出さないクールな女性ですが、仲間への信頼や正義感は強い。アクションを通じてその内面を表現できれば」と役作りについて語った。また、共演の髙橋と中村との現場では、「お二人の掛け合いがとても自然で、特捜課のチーム感がリアルに伝わる」とコメント。撮影の合間には、髙橋の明るい人柄や中村のユーモアあるトークで和気あいあいとした雰囲気だったという。

ドラマのプロデューサー・長谷川晴彦氏は、「新木さんの持つ凛とした美しさと、アクションへの真剣な取り組みが、綿貫光というキャラクターにぴったりだった」と起用理由を説明。脚本を手掛ける田中眞一氏も、「綿貫は特捜課の要であり、新木さんの表現力で物語に説得力が生まれた」と太鼓判を押す。演出の鈴木浩介氏は、過去に「CRISIS」などで本格アクションを成功させた実績を持ち、今回の新木のアクションシーンも「視聴者を圧倒する迫力」と自信を見せる。

新木自身、アクションシーンの準備には時間をかけ、トレーナーとともに筋力トレーニングや柔軟性を高めるメニューに取り組んだ。特に、綿貫の武器である素早い動きと正確な攻撃を再現するため、キックボクシングやマーシャルアーツの基礎を学んだという。彼女は「最初は体力的にも精神的にもハードだったけど、綿貫として動くたびに役に近づけた気がする」と振り返る。Xでのファン反応も熱く、「新木優子のアクション、絶対かっこいい！」「綿貫光、めっちゃ楽しみ！」といった声が多数寄せられている。

本作は、アクションだけでなく、人間ドラマやバディの絆も見どころ。才木と陣内の成長、特捜課メンバーそれぞれの過去や秘密が徐々に明らかになる展開は、視聴者を引き込む要素だ。新木は「綿貫の視点から見る特捜課の物語も、ぜひ楽しんでほしい」と呼びかけた。2025年夏、TBSの金曜ドラマ枠で放送される「DOPE 麻薬取締部特捜課」は、新木優子の新たな挑戦と、豪華キャストによる迫力の物語で注目を集めそうだ。