イギリスの警察や地元メディアによりますと、11日にロンドン北部にあるスターマー首相に関連する物件で玄関のドアが燃える火事が起きたのに続き、12日未明には近くにある首相の私邸でも玄関が燃える火事が起きました。
スターマー首相と家族は去年の夏から首相官邸に住んでいて、火事によるけが人はいなかったということです。
首相の私邸がある通りでは今月8日に車が燃える火事が起きて警察が捜査を進めていましたが13日、21歳の男が3件の火事に関わったとみて放火の疑いで逮捕しました。
警察は首相と関連する住宅が被害を受けたことからテロの可能性も排除できないとして、テロ対策の部局が捜査を主導しているとしています。
首相官邸の報道官は「警察や消防の対応に首相は感謝している。現在、捜査中の案件のためそれ以上のコメントはできない」としています。
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