打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口

広島被爆者がフランスで講演「仏は核保有国間の橋渡し役を」

作者:未知 文章来源:NHK 点击数 更新时间:2025/5/14 9:07:40 文章录入:贯通日本语 责任编辑:贯通日本语

去年、ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の代表理事で被爆者の田中聰司さんがフランスで講演し、核兵器がいつ使用されるかわからないという危機感を訴えました。

去年、ノーベル平和賞を受賞した日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の代表理事で、1歳の時に広島で被爆した田中聰司さん(81)は、フランス南東部のグルノーブルに招かれ13日、講演しました。

この中で田中さんは自身について語り、原爆投下後、まもなく家族4人が亡くなり、みずからは50代以降に複数のがんを発症し、いまも通院を続けていると説明した上で「原爆は過去ではなく、現在から未来へと続く問題だ。広島の出来事は昔話ではない」と述べました。

そして、ウクライナ侵攻を続けるロシアが核の脅しを繰り返す中、フランスのマクロン大統領が核抑止力をヨーロッパに広げることを検討する考えを示していることに言及し、核兵器がいつ使用されるかわからないという危機感を訴えた上で「フランスには核のリスクを下げるための核保有国の間の橋渡し役を果たしてもらいたい」と呼びかけました。

小学校教員の30代の女性は「感動した。フランスの市民や政治が取るべき方向性を示していた」と話していました。

講演のあと取材に応じた田中さんは「防衛と同時に平和外交や核軍縮を行わないと軍拡ばかりになる。原爆投下から80年のことしは核保有国に対するさまざまな行動をしたい」と話していました。





打印本文 打印本文 关闭窗口 关闭窗口