リーグワンでは現在、選手登録について3つの区分があり、日本代表資格のある選手は出身国に関係なく、試合で同時に11人以上プレーするよう定められていて、最も出場の機会が与えられています。
今回の変更では日本出身の選手の出場機会を増やすため、この区分をさらに2つに分け、日本生まれであることや義務教育9年間のうち6年以上を日本で過ごした選手をより上位の区分として、同時に8人以上プレーするよう求めています。
海外出身でもリーチ マイケル選手のように日本代表のキャップ数が30以上の選手は、優遇措置として同じ上位の区分となります。
一方で、日本代表のキャップ数が30未満の外国出身の選手は、この区分からはずれるため出場機会が減る可能性があります。
また、海外代表歴のある選手の同時出場は3人以下で変わりません。
リーグワンの東海林一専務理事は「日本出身選手の普及と育成の面と多様性の確保、日本代表への貢献などバランスを考えた。リーグのレベルが低下する懸念はしていないし、世界最高峰のリーグを目指す道筋の1つとして導入を決めた」と話しました。
新しい規定は2026年から2027年にかけてのシーズンから導入されます。
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